恵比寿クリニックの健康診断

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胃透視検査(上部消化管造影検査、胃バリウム検査)とは?

胃透視検査(上部消化管造影検査)とは、バリウムという造影剤を使用し、X線を用いて食道から胃、十二指腸までをリアルタイムで確認しながら撮影する検査です。消化管の形態の観察に優れています。

胃バリウム検査

安全に検査を受けていただくために

胃バリウム検査

恵比寿クリニックでは、胃透視検査(上部消化管造影検査、胃バリウム検査)を安全に受けていただくために、多くの注意事項を設けています。また、この検査を受けられない方もいらっしゃいますので、こちらのページも併せてご覧ください。

検査の精度を高めるためには、皆様のご協力が不可欠な検査です。準備や指示に従っていただくことで、より正確な診断が可能となります。

検査の流れ

1問診票記入

安全に検査を受けていただくために問診票記入事項は、正確にお書きください。
問診内容または当日の健康状態により検査を中止する場合がございます。予めご了承ください。

問診

2検査室入室

人間ドック・成人病(生活習慣病)健診では、一番最後に検査を行います。
入室後、検査着ポケット内のものはすべて所定の位置に置いてください。
撮影の障害となるものはすべて外していただきます。

待合室

3検査スタート

発泡剤(胃の中で空気になる薬)、バリウム(約150ml)を飲んでいただきます。
バリウムを飲んでいる最中に食道の観察も行います。
発泡剤の影響でゲップが出やすくなります。検査終了までしない様にしてください。

透視室

4検査中

診療放射線技師の指示により、左右に動いたり、回転したり、寝台を起こしたり寝かせたりしてきます。これは、胃の粘膜にバリウムを付着させ、広範囲を観察できるようにするためです。受診者様のスムーズなご協力が必要な検査となります。よろしくお願いします。

バリウム

5検査終了

検査終了後、下剤をお渡しします。バリウムの特性上、お腹の中で固まる可能性がございます。バリウムの排泄を促すために普段より多めの水分をお取りください。
便が白い色になりますが、バリウムが排出され白くなっています。1週間ほどで消えます。
排出されずお腹の張りや腹痛がある場合は、早急に当クリニックを受診してください。

受付

胃透視検査Q&A

よくあるご質問をピックアップしています。

Q: 胃バリウムと胃カメラはどちらを選択すべきですか迷っています。
A: 胃カメラは消化管内部を直接観察し、組織の評価や生検が可能ですが、バリウム検査は消化管の形態や動きをX線で観察するものであり、組織の細かい評価は行いません。どちらの検査が適切かは、症状や疑われる病態によって異なります。
人間ドック・成人病(生活習慣病)健診の上部消化管検査は、早期に病気を発見する目的ための検査となっており、消化管内部を直接観察でき、かつ組織の評価や生検が可能な胃カメラを当院ではおすすめしております。
Q: 胃バリウム検査は痛いですか?
A: 通常、胃バリウム検査は無痛です。しかし、バリウムを飲むことによる一時的な不快感を感じることがあります。
Q: バリウムは全部飲まないとダメですか?
A: 基本的に全量(150ml)を飲んでいただきます。撮影に必要とされる最低限の量で検査を行うため、バリウムが足りないと病変があっても写らない可能性があります。
Q: 検査中ゲップをしてはいけない理由は?
A: 発泡剤(胃の中で空気になる薬)で胃の中を膨らませた状態で写真を撮影していきます。そのためゲップをしてしまうと胃がしぼんでしまい正確な病変描出が困難になる場合がございます。
ゲップが出そうなときは、つばを飲む、顎を引くなどで我慢できる可能性がございます。
Q: 左右に動いたり回転したり、たくさん動くのはなぜですか?
A: 胃バリウム検査は、胃の粘膜にバリウムを付着させて様々な角度から撮影をしています。そのため、胃の全体隅々までバリウムを行き渡たらせるためにたくさん動いてもらう必要がございます。
良い写真を撮るためには、患者様のご協力が必要となります。よろしくお願いします。