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メタボリックシンドロームとは?

内臓脂肪の蓄積に、高血圧、脂質異常、高血糖が組み合わさった状態です。

メタボリックシンドローム(通称:メタボ)とは、「内臓脂肪型肥満」に加えて「高血圧・脂質異常・高血糖」などのリスク因子が重なる状態のことを指します。一つ一つの数値は軽くても、これらが重なることで動脈硬化が急速に進行し、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気のリスクが格段に高まります。
自覚症状がないまま進行することが多いため、健康診断などで早期に発見し、生活習慣を改善することが非常に重要です。

メタボリックシンドロームのイメージ

診断基準

ウエスト周囲径に加え、3つの項目のうち2つ以上が基準値を超えると診断されます。

【必須項目】
内臓脂肪型肥満

ウエスト周囲径

男性 ≥ 85cm
女性 ≥ 90cm

【選択項目】
下記3項目のうち2つ以上

高血圧

収縮期 130mmHg 以上
または
拡張期 85mmHg 以上

高血糖

空腹時血糖 110mg/dL 以上
または
HbA1c 6.0% 以上※

脂質異常

中性脂肪 150mg/dL 以上
または
HDLコレステロール 40mg/dL 未満

※空腹時採血が行われなかった 等の事情で空腹時血糖が使えない場合、代替指標として HbA1c(NGSP) ≥ 6.0% を使って高血糖の判定が行われます(※両方ある場合は空腹時血糖を優先)。

メタボリックシンドロームのイメージ

生活習慣の改善がカギ

メタボリックシンドロームの予防・改善には、日々の生活を見直すことが最も効果的です。

食生活の見直し

腹八分目を心がけ、バランスの良い食事を摂ることが基本です。特に、野菜や海藻類を積極的に摂り、脂肪や糖分の多い食事は控えめにしましょう。ゆっくりよく噛んで食べることも大切です。

運動習慣の導入

ウォーキングや軽いジョギング、水泳などの有酸素運動が内臓脂肪を燃焼させるのに効果的です。まずは1日10分程度の運動からでも始め、継続することを目標にしましょう。

禁煙・節酒

喫煙は動脈硬化を促進する大きな要因です。禁煙を心がけましょう。また、アルコールの過剰摂取は中性脂肪を増やし、肥満の原因となります。適量を守ることが大切です。

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